出荷にお勧めの直売所・道の駅の見分ける目安とは

前回、直売所と道の駅で農産物を販売するには、どうすれば良いか?
その方法についてお話しいたしました。

その話を読んで、もしかすると、

「直売所と道の駅、どっちに出せば良いの?」
「直売所と道の駅、どっちが売れるのですか?」

こんな疑問が浮かぶかもしれません。

正直これは答えがなくって、私にも解りません。
お店の経営状況とか、農産物を販売されている出荷者さんの数とかの影響もあると思います。

ただここで1つだけ、農産物を出荷する農家さんから見た良いお店。

「こういうお店にお野菜を出すのがお勧めですよ」

という、ちょっとした見分け方のようなものがあります。
今日は、出荷にお勧めの直売所、道の駅さんの目安についてお話しします。

良い直売所・道の駅の見分け方

どんなお店に農産物を販売して頂くのが良いのか?
ずばりお伝えさせて頂くと、

『働かれている従業員さん』

ここが1つのポイントです。
まぁ、直売所に働かれている方からすれば、偉そうな話になってしまいますが、農産物を出すのにお勧めの直売所(道の駅)さんの見分ける、1つの目安。
それが、従業員さんの姿勢です。

私自身が産直店で生産者さんのお野菜を販売させてもらっていた。
そして現在、さまざまな直売所さんや道の駅さんとご縁を頂いています。
その中から解った、ある事実があります。

それは、働かれている従業員さんは、基本皆さん、

『生産者さんのことを凄く想われている』

ということです。

「何とかして農家さんから預かったお野菜を売りたい」
「今以上に売るには、どうすれば?」

という事をもの凄く考えられています。
(ほんと皆さん、手書きPOPを書いたり努力されています)

逆に言うと、この事実からあなたが一生懸命つくられた農産物を出荷しない方が良い。

出荷にお勧めじゃない直売所もあります。

それは、そう…
お野菜を出してくれる農家さんのことを何も考えていないお店です。

お店の大切な商品を出してくれる農家さんを第一に考えるのじゃなく、あくまでもお店が1番。
お店の都合で何でも決めてしまう直売所さんというのは、お野菜を出すのにあまりお勧めじゃないとも言えます。

例えば今でしたら、直売所では出荷者不足が悩みの種となっています。
生産者さんの高齢化。
農業者の人口減。
といった理由から、野菜を出して下さる方が地元地域にいなくなっている。
という現状があるんですね。

その時に一部の直売所さんでは、出張集荷をおこなっています。
時間を決めて農家さんのところへ回り、お野菜を集荷されています。

これは明らかに、農家さんの事を考えた取り組みですよね。
高齢化。
車を運転できない。
お店までお野菜を持って行けない。
そういった農家さんの課題をクリアするために、お店側が考えた取り組みだと思います。

勿論、お店の規模や条件などによって、出張集荷が出来なかったりします。
それは当然です。
ただ1つの事例として、こういった農家さんを考えた取り組みというのは、1つの姿勢として見れますよね。

農家さん想いの直売所の特徴とは

あと、農家の事を考えてくれる直売所さんの見分け方。
その目安みたいなのがあります。

例えば、働かれている従業員さんに質問してみると良いです。

「野菜を出荷させてもらっているんですけど、今お店で売れているお野菜って何ですか?」

或いは、

「これから野菜の植え付けをしようと考えているんですけど、どんな野菜がお勧めですか?」
「お店で不足している野菜とかありますか?」

というような話をお店の従業員さんに聴いてみると良いです。
勿論、従業員さんによって情報量を持たれている、持たれてないというのがあるので、すぐに応えられないかもしれません。

ただ、こういった農家さんの前向きな姿勢に対して、販売者側も前向きに応えてくれる。
今、答えが解らなくても、後日調べてから教えてくれる。

といったお店は、農家さんにとって有り難い存在です。
出荷する大切な農産物を大事に扱って下さると思います。

お店で働かれているスタッフさんが、農家のことを想ってくれているか?
農家が出してくれたお野菜を売るために、前向きな姿勢でいて下さっているか?

こういった所を感じられるお店が、お勧めの直売所さんだと思います。

せっかく大切に育てたあなたのお野菜や果物ですからね。
売れる…売れない…の結果はあるにしても、そこに対して注力して下さっている、
という姿勢を感じると、「こっちも頑張らないと」ってなれますよね。

とにかく野菜を出荷する農家さんと密に情報交換をとってくれる。
前向きに取り組んでくれる。
そういった従業員さんがいる。
そういった雰囲気を感じられる直売所や道の駅さんは、安心して農産物を預けられるお店になってくるのではないでしょうか。

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