葉物野菜で絶対にやってはならない袋詰め(出荷)法~

直売所で農産物を販売するにあたり

『劣化』

は最大の敵です。

折角出荷したお野菜が少しでも劣化すると
途端に売れ行きが鈍ります。

中でも特に、今日のテーマは

『葉物野菜の劣化』

です。

直売所でも人気の野菜の1つ、
葉物。

しかし同時に、
劣化しやすい野菜の1つでもあります。

半日で売り物にならない…

葉物野菜の劣化について、
1番気になるのが袋詰めです。

袋詰め如何で、劣化を大幅に抑えれます。

逆にいうと、誤った袋詰めをすると
劣化スピードが一気に高まります。

朝出荷した葉物野菜が
お昼にはもう売り物にならなくなる…

なんて事はざらに起こります。

そのほぼ全ての原因は、袋詰めで回避できます。

言ってみれば、

葉物野菜で絶対にやってはならない袋詰め

袋詰めの仕方。

その1つが、

『OPP袋から葉を飛びだした』

状態で出荷する事です。

何となくイメージできますか?

要は、ほうれん草であれ、小松菜であれ、
葉の先が袋に収まりきっていない状態です。

袋から飛び出しているわけです。

「なーんだ、それのこと?」
「うちは大丈夫だから」
「ちゃんと大きな袋に入れて収まりきっているから」

と思われました?

意外となのですが、
葉を飛びだした状態で出荷されている
農家さんはいらっしゃいます。

劣化が急激に進む

葉物の葉が袋に収まりきっていない事で、

  1. 葉が乾燥する
  2. 見た目も優れない
  3. 売行きが鈍る
  4. 半日で売り物にならない…

など、農家さんにとってもお店にとっても
良いことは全くありません。

実際私自身、農家さんに何度
お願いの電話をさせてもらった事か。

「葉物の葉を袋から飛びだした状態で出荷しないで下さい」
「あっとういう間にお野菜が傷みます」
「傷むと売り物にならなくなりますから…」

何度も何度も繰り返し、
注意させてもらってようやく、
半分くらいの生産者さんが対応してくれた。

そんな印象でした。

葉物の劣化を防ぐ対応策

実際、産直店で対応していた
葉物野菜の劣化防止法としては、

  1. サイズの大きいOPP袋に入れる
  2. 袋の丈夫をセロテープで留める
    (折り返して留めると、見映えが良い)
  3. 大きい袋が無い場合は、上から袋をかぶせる

といったものがありました。

ちょっとしたひと手間ですが、
袋の上部を1センチほど折り返し
セロテープで留める。

たったこれだけの事で見映えは、
圧倒的に見違えます。

売れるようになるんです。

たったこれだけの事で。

「そうは言うけど、面倒だよ」

と思われるかもしれません。

でも、売りたいわけですよね?

であれば…
手間賃として10円20円高くして
販売価格を付けても良いわけですから。

それでも売れますから。

お客さまはそれ位、

野菜の見た目を重視しています。

さて、まとめます。

ほうれん草や小松菜などの葉物野菜は
直売所でも人気の商品です。

しかし一方で、
劣化スピードの速い農産物の1つです。

そのため荷姿、
袋詰めの仕方が、
1つのポイントになってきます。

せっかく栽培されたお野菜が、
半日もせずに売場から撤去される。

その野菜を引き取りに行く。

嫌ですよね。

でしたら、今日お伝えした劣化回避法、

試してみるのも
1つの方法じゃないでしょうか。

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