儲かる野菜=販売が難しい野菜

稼げる野菜に興味ありますか?

「どんな野菜を栽培すれば
儲かるのだろう?」

農家さんであれば、
一度は考える部分じゃないか、
と思うんです。

「これ栽培すれば儲かりますよ!」

って言われたら
やっぱり話を聴いてみたくなりますし
実際ネット上にも様々な情報が流れています。

儲かる野菜ベスト10

つい先日、インターネット上の
何かのサイトに、こんな記事を発見しました。

儲かる野菜ベスト10

という記事です。

就農したてや、
今流行り(!?)の農家さんにすれば
絶好の聴きたいネタだと思うんです。

っで、私も読ませてもらいました。

話を端折ってお伝えすると、

『稼げる野菜の第1位』は、

きゅうりでした。

そして、第2位は、

なすでした。

ともに比較的栽培が簡単にできて、
出荷作業(袋詰めや洗い)も楽
というのが大きな要因でした。

販売専門で、野菜生産の経験がゼロの
私からすれば???
なのですが、

この話を読ませて頂きながら
1つピンと来たことがありました。

稼げる野菜=ライバルの多い野菜

栽培が比較的簡単という事はイコール、
他の農家さんもつくられる可能性が
高いと言えます。

これは私が大阪の産直店で働いていた
経験からいえるのですが、

夏場の産直店(もしくは直売所)の
売場って、どんな状態か知っていますか?

売場のコンテナ一面、
ほぼ同じような野菜で埋まってしまいます。

キュウリ、オクラ、ナス…

この辺りは、夏場の常連野菜です。

私も随分この3野菜に苦しめられました。。

売れ残り=廃棄ロス

売場には、売り切れないくらいの
キュウリやオクラ、ナスが
お店に届くのです。

私がいたお店は、週に3回野菜が
届いていたのですが、

特にこの3品種の売れ残りが目立ちました。

2日前に送ってもらった
キュウリが売場に残っているのに
また新しくキュウリが届く。

オクラが残っているのに、
またオクラが届く…。

まぁ、エライ事になっていました。

最終的に売れの残った野菜はどうなるか?

そう、廃棄ロスになってしまうのです。

選択肢は2つ

確かに、キュウリやナスは、
お客さまの需要もあって
売れやすい野菜です。

しかしその分、栽培される農家さんも多い。

競合もわんさかいます。

そのライバルがわんさかいる状態に
進んでいくのか?

多少値段を下げて利益が薄くなっても良いので、
そこで野菜を出荷し続けるのか?

それとも、

他の農家さんが栽培されない野菜を
つくり、ブランドをつくって
利益のとれる良い値段で販売するのか?

どの選択肢を選ぶのか?

ここがスタート地点だと思います

多少売りづらくても、
量を売って稼ぐ方法と、

そうじゃなく、1人で農業をやっているから
規模も大きくできない。

だから、少量を利益のとれる良い価格で
売っていきたいと思うのか?

歩む道の違いだと思います。

いずれにせよ1つお伝えしたいのは、

『稼げる野菜』=『ライバルの多い』

です。

ここ踏まえた上でその道を歩む
その覚悟が必要なんじゃないでしょうか。

よほど特化した、
ニッチな道に進まない限り、
ライバルさんはわんさかいると思います。

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臼井浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
POPコミュニケーション合同会社 代表。直売所・道の駅の売場づくりや、生産者の商品の魅せ方を通じて、「こだわりや美味しさが伝わる売り方」を支援しています。 原点は、大阪・千里中央の産直店での現場経験。社員2名・売場30坪の小さな店舗で、農産物の価値や生産者の想いを伝える工夫を重ね、年商1.3億円を達成しました。 現在は、全国の直売所・道の駅・JA・自治体などで、売場改善や集客、農家・生産者向けの研修や講演を実施。袋詰めの工夫、商品の見せ方、POPや売場づくりなど、すぐに実践できる内容を大切にしています。 運営者プロフィールを見る →