農家の高齢化・耕作放棄地で収益アップ。ある農業ビジネスモデル

農家をしている友人から聞いた
ちょっとした工夫で収入アップに直結されている話です。

私自身、野菜をつくっていないので、農家さんにとってこの話が当たり前なのか?
それとも、イレギュラーな話なのか?
それは分かりません。

ただ、話を聞いていて、

「これ、面白いな」

と思ったのでシェアさせて頂きます。

ちょっとした労力はかかるけれど、ほぼ軍資金ゼロ。
ちょっとした工夫で収入アップを図れる話です。
どの地域でも、再現できる方法です。

キーワードは、農家さんの『高齢化』

いきなり現実的な話に戻るのですが、農家さんの高齢化。
どの地域でも進んでいると思うのです。

私が住んでいる高知県も例外ではありません。

実は今日の話は、この農家さんの高齢化がキーワードです。

私の友人のある農家さん。
地元で多品種の野菜をつくって、直売所などで販売しています。
農地の広さとかは解らないのですが、ほぼ一人なのでそんなに広くやられていないと思います。

『農地面積』=『売上』

素人考えなのかもしれませんが、ここって、ある程度切っては切り離せない問題だと思います。
畑を広くすることで、売上をあげる。
1つの筋道だと思います。
ただ今日の話は、農地の広さは全く関係ありません。

畑が広くなくても、収入につながる話です。

友人はある山に畑を持っています。
そこで野菜を育てています。
そして、その畑の近くに1軒の家があるそうです。

70代くらいの年配の方が住まれています。
そしてその敷地内なのか?
お宅の周囲なのか?

詳しくは解りませんが、柿の木が生えているそうです。
何本なのか?解りません。

さて、ここで問題です。

1:70代くらいの農家さん
2:柿の木

この2つのキーワードから、あるビジネスが生まれます。
ちょっとした工夫で収益を上げることができます。

あなたなら、どんなアイデアが思い付きますか?

高齢化+○○でビジネスに

私の友人は、その農家さんの柿の木を買い取る事にしました。

「○○○円で買い取らせもらえませんか?」

その70代くらいの農家さんにお願いしてみたそうです。
すると、二つ返事で話はまとまりました。

「いいよ、好きなようにやってね」

実は、この年配の農家さん、もうご年齢的にその柿の木の手入れが出来ていなかったそうです。
手の届く範囲の実は採れていた。
だけど、高いところになった実は採れない。
放りっぱなしになっていたそうです。

友人も、それは知っていました。
毎日畑へ来るたび、その柿の木は目にしていたので、その事情は知っていました。

「このまま放っておいても、実が落ちるだけだよな。勿体ないよな」

そう感じてました。
そして、ある時、先程の話。
柿の木を買い取る話を持ちかけられたのです。

農業の代行ビジネス

直売所から少し話が飛躍していきますが、

『農業の代行ビジネス』

ありだと思います。
というか、既にやられていますよね。

よく聞くのは、田んぼのお米づくりですよね。
放りっぱなしになっているのも良くないから、お米を作ってくれる人にお願いをする。
実際、知り合いの農家さんが何人か、やっています。

「自分の畑より、他人の方が多いかも」

そんな事を言っていたくらいです。

今回の柿の木も、この代行に当てはまります。

「いくら支払うから、収穫していいですか?」
「その収穫した実を直売所で売って良いですか?」

というビジネスです。
実際、ここで収穫した柿を袋に詰めて直売所で販売。
収益を上げた。
と言っていました。

どんな農産物にも当てはまる

農家さんの高齢化。
耕作放棄地の問題。
これからの日本、切っても切り離せない問題です。

農業をやった事のない自分が言うと、偉そうに聞こえるかもしれませんが、

『農業の代行化』

結構ありなんじゃないか?
と思います。

そんな大きな事をしなくても、ご近所で放置されている木。
畑があれば、代わりに作業をしてあげる。
そこで上がった収益の何割かを頂く。
もしくは、畑代を支払って、収穫物の売上を頂く。

色んなやり方があるように思います。

まぁ、ある程度、ご自身の農業が落ち着いてからだとは思います。
そこから広がりとして大いにあり得る話じゃないかと、感じました。

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臼井浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
POPコミュニケーション合同会社 代表。直売所・道の駅の売場づくりや、生産者の商品の魅せ方を通じて、「こだわりや美味しさが伝わる売り方」を支援しています。 原点は、大阪・千里中央の産直店での現場経験。社員2名・売場30坪の小さな店舗で、農産物の価値や生産者の想いを伝える工夫を重ね、年商1.3億円を達成しました。 現在は、全国の直売所・道の駅・JA・自治体などで、売場改善や集客、農家・生産者向けの研修や講演を実施。袋詰めの工夫、商品の見せ方、POPや売場づくりなど、すぐに実践できる内容を大切にしています。 運営者プロフィールを見る →