野菜の価格を下げなくても買ってもらえる販売法

「値段を下げないと売れない…」
「他の農家さんのより10円でも安くしないと…」
「○○さんは、いくらだから…」

直売所や道の駅で農産物を販売する農家さんにとって、ネックの1つ。
それが、

『価格競争』

だと思います。

直売所へ納品に行った際に、つい陳列棚のコンテナに並ぶ隣の農家さんの野菜の値段を見る、
バーコードに書かれた値段はいくらなのか?
見てしまう事、あると思うんです。

直売所で野菜を売る。
道の駅に農産物を出荷して買ってもらう。

そのために価格という要素は、非常に大きなファクターです。

しかし、値段を安くしないと売れない。
決してそんな事ばかりではありません。

価格を下げなくても買ってもらえる方法というのは存在します。
他の農家さんより価格が1割2割高くても売れる、
その販売法はあります。

つい気になる他の農家さんの価格

はっきり言って、価格競争に陥ってしまうと蟻地獄。
どんどんドツボにはまって、抜け出す事が難しいです。

「○○さんが100円で出してるから、うちは90円にしないと」

こうして他の農家さんの値段が気になる。
その他者さんの下回る価格をつける。
勿論、そのやり方もそのお気持ちも分かります。

しかし、これっていつまでも続きませんよね。

せっかく一生懸命つくった野菜の値段が下がる。
時間も手間もかけられたお野菜。
それならのに、収益も下がる。

勿体ないと思います。

さらに、それって、元産直店で働いていた人間からすれば、面白くない売り方です。
こんな言い方をすると気を悪くされる方がいるかもしれませんが、

「お客さまに価格を見て判断して」

といって販売している形ですからね。

決して、そんな事はありません。
現場で農家さんのお野菜を販売させてもらっていた人間からすると、もっと他の売り方はあります。
値段が少々高くても、買ってもらえる販売は存在します。

1割どころか、2割3割、他の農家さんより価格が高くても売れます。
その方法は、いくつもあります。

農産物販売の救世主

今、これを読んで下さっているあなたなら、耳にされた事があると思います。

「手書きPOP」

という存在を。

もの凄く簡潔に言えば、
あなたのお野菜や果物をPRする『1枚の紙』です。

この1枚の紙が、あなたのお野菜を高く販売するのに救世主のような存在になるのです。

手書きPOPが、あなたがつくられた農産物を高く売ってくれるのです。
何も値段を下げなくても、買ってもらえる。
その貴重な役割をしてくれるのです。

こちらをご覧ください。

私が30歳の頃、働いていた大阪の産直店の売場です。

直売所の売場

高知県の生産者さんのお野菜を販売していた産直店の売場

本当はもっと分かりやすい写真があれば良いのですが、これしかありませんでした。
(当時は、公開するつもりなんて全くなかったので)

この写真をよーく見て頂くと、野菜の周りに小さな『何か』、
視えますでしょうか?

そう、これが先ほど言っていた、『1枚の紙』です。
この紙が存在していたおかげで、野菜の値段を下げなくても売れていたのです。

値段を下げなくても売れる方法

当時のお店では、高知県の生産者さん
約200人以上の方のお野菜を販売させてもらっていました。

当然、値段はバラバラです。
同じキャベツでも、1玉150円のもあれば、250円のもある。
農家さんによって、価格は全く違いました。

そんな中、

「この生産者さんのお野菜は、値段を下げたくないな」
「他の農家さんより高くても良いから、そのままの値段で売りたいな」

という時に、必ずこの手書きPOPを活用していました。

そしてまず、今日憶えておいて頂きたいのは、

「お野菜の値段を下げずに売れるようにしたい」

そう思われているのなら、手書きPOPが必須。
手書きPOPを実践することで、他の生産者さんよりあなたの農産物が高くても売れる。
お客さまに買ってもらえる。

ここをぜひ、インプットしておいて下さい。

あなたの農産物を価格を下げずに、
他の農家さんの値段を気にせず、販売したいと思われるのなら、

手書きPOPは絶対にやった方が良いです。
ここを胸に刻み込んでください。

話が長くなってしまうので、その手書きPOPのつくり方はまた別の機会をとって話しますが、最後にワークを1つだけ。

もしよかったら、町のお店にある「手書きPOP」を見て下さい。
直売所や道の駅でなくても結構です、
あなたがどこかのお店に買い物へ行かれた時に、

「手書きPOPが使われていないか?」

ぜひ、アンテナを立ててチェックして下さい。

「あっ、手書きPOPって、これの事か」

まずは、手書きPOPの存在を意識的に見つけてみましょう。

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「手書きPOP7つの極意」

POPにも様々な種類ややり方がありますが、最大の肝は、

1:POPを『見て』もらう事
2:POPを見て『行動』してもらう事

は別ということです。
お客さまに行動(購入)してもらうには全く別の仕掛けが必要なのです。

しかし、まだまだ多くの販売者がその違いに気がついていません。
そこで今回あなたには売上に『直結』するPOPの書き方を無料で公開します。


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