価格競争を回避する~その3.手書きPOP

直売所や道の駅で実践できる、
極力軍資金をかけずに実践できる販売促進法には
一体どんなものがあるのか?

という話を先日からしています。

少し振り返りをしておきましょう。

直売所や道の駅に農産物を出荷する際の経費をかけずに今すぐできる販売促進法、
大まかにみると、下記4つが挙がります。

  1. パッキング
  2. タグ
  3. 手書きPOP
  4. 置きチラシ

2のタグまではお話ししました。
(まだご覧になっていなければ、こちらから)

1:パッキング

価格競争を回避する~その1.パッキング

2017年7月14日

2:タグ

価格競争を回避する~その2.タグ付け

2017年7月15日

引き続き今日は、3:手書きPOPです。
手書きPOPを活用してあなたの農産物の収益を高める方法です。

農産物販売における最強の販売法

はっきり言うと、直売所や道の駅での農産物販売において
手書きPOPは、最強の販売ツールになります。

というか、やらないと損。
かなりのチャンスロスを引き起こしている事になります。

実践するだけで、今の販売量を1.5~2倍に引き上げる、
そんなに難しいことじゃありません。
ご縁を頂く会員さんもバリバリ手書きPOPを活用して売上アップしています。

私事で恐縮ですが、実際大阪の産直店でも手書きPOPを書きまくっていました。
正社員2名、売場面積30坪の小さなお店でしたが、年商1億3千万円。
その源の1つであったのが、

『手書きPOP』

といっても過言ではありません。

それほど手書きPOPは、強力な販促強化ツールとなるのです。

特に農産物との相性が抜群

これは私自身が産直店で生産者さんのお野菜を販売しながら感じていたことです。
とにかく、

『手書きPOP』と『農産物販売』

この相性が良いのです。
良すぎるくらい。
POPを付けて、収益UPに直結しやすいのです。

今では手書きPOPといえば、店舗の販促ツールの代表格。
さらに私から言わせてもらうと、野菜や果物といった農産物を販売する際に強烈すぎるほど効果が出るのです。

「なるほど臼井さん、手書きPOPと農産物販売の相性が良い、
それは何となく分かりました。
しかし、それはどうしてなのですか?何か理由があるのですか?」

こんな疑問が湧くと思います。

どうして、農産物販売に手書きPOPが欠かせないのか?
POPを書くと売上が倍増してしまうのか?

その理由は、『あなた』です。

あなたの存在があるから、です。

顧客心理を垣間見る

POPのコンサルをさせてもらっていますので、話し出すと止まらなくなります。
なので、その触りをお伝えさせて頂きますね。

「なぜ、農産物販売に手書きPOPが効果を発揮するのか?」

理由は、あなた(作り手)の存在が伝わるからです。
そのPOPを通じて、

『このお野菜をつくっている人は、どんな人なのか?』

が伝わるからです。

「…ん?野菜の作り手がPOPを通じて伝わるから?
だから売れる?」

もう少し具体的に説明しましょう。

例えば、直売所には何十人、大きいお店であれば何百人の生産者さんが野菜を出荷されています。
当然、生産者さん同士のバッティングも発生します。
キャベツ1つをとっても、何十人の生産者さんが出荷。
お店には、何十人もの生産者さんのキャベツが販売されているわけです。

お客さまはその数多くあるキャベツの中から1つ選んで買い物かごに入れます。
その買い物かごへ入れる際、

お客さまは何を基準にして、買う買わないの選択を行っていると思いますか?

何十人もの生産者さんのキャベツが売場に並んでいる。
その中からたった1つを選ぶ際に、何を最優先にして商品を選んでいるのでしょう?

「値段でしょう?」

大きな要素ですね。

「量の多さ?」

欠かせない部分だと思います。

「見た目の良さ」

加味しているでしょう。

  1. 値段
  2. 量の多さ
  3. 見た目

これらを基準にして、お客さまは商品選択をしています。
しかし、どうしてもこの基準だけでは選べない場合が数多く発生します。

値段は同じ。
量の多さ、大きさもほぼ変わらない。
見た目も遜色がない。
そんな野菜が売場には、ごろごろ並んでいます。

そう、実際のところ、この3つの要素だけでは選びきれない状況が数多く存在するのです。

その際にお客さまは何を基準にして、最後商品を買い物かごに入れるのか?
決断の後押しとなっているのは、何なのか?

それが、

『作り手さん』

なのです。

作り手を伝えるメリット

少し興奮し過ぎたせいか、本題へ突入する前に話が長くなりました。
あまり長くなると読むのもしんどくなると思います。

今日の話は一旦ここで区切ります。
次回にこの続きはお話しします。

では今日の話をまとめます。

軍資金をかけずに直売所の野菜販売量をアップさせる方法、
その1つに、手書きPOPがある。
手書きPOPと農産物販売の相性が抜群に良い。
収益アップに直結する。

その理由は、「作り手」の存在にある、
これが今日の話です。

次回は、この続き、
作り手の存在が顧客心理にどんな影響を与えるのか?
作り手の存在を伝えるメリットについて、お伝えします。

まずは今日の話から、
「農産物販売」:「手書きPOP」
この相性の良さを見逃さないでください。

直売所や道の駅にお野菜などを販売されているけど、POPはまだ…
という事でしたら、次回以降の話を楽しみにお待ちください。
収益アップに直結する話になってきます。

既に5,000社以上が購読中
「手書きPOP7つの極意」

POPにも様々な種類ややり方がありますが、最大の肝は、

1:POPを『見て』もらう事
2:POPを見て『行動』してもらう事

は別ということです。
お客さまに行動(購入)してもらうには全く別の仕掛けが必要なのです。

しかし、まだまだ多くの販売者がその違いに気がついていません。
そこで今回あなたには売上に『直結』するPOPの書き方を無料で公開します。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です