顧客とつながるメリット

軍資金もかけずに実践できる
直売所や道の駅で農産物を販売するための販促手段。

これまで3通りの方法をお話ししています。

価格競争を回避する~その3.手書きPOP

2017年7月17日

価格競争を回避する~その2.タグ付け

2017年7月15日

価格競争を回避する~その1.パッキング

2017年7月14日

続いて今日は最後4つ目の方法、
「置きチラシ」です。

今日の話は、まだまだ実践される農家さんは、圧倒的に少ないです。
しかしその分実践すれば、他の農家さんの一歩も二歩も先を進めます。

農業ビジネスの広がりにもつながる大きなポイントです。
では、詳しく見ていきましょう。

直売所にチラシを設置

まず簡単に今日のテーマである、「置きチラシ」の説明をしておきます。

置きチラシというのは、その名の通り、
直売所や道の駅の売場にチラシを置く作戦です。

あなたの農産物の横、
もしくはコンテナの中に一緒に置いてもらいます。

「そんなのお店が許してくれないよ」
という場合もあると思います。
その話を先にすると進まなくなるので、後述しますね。

置きチラシを実践すると、何が良いのか?
農家さんにとって、どんなメリットがあるのか?

1番解りやすいメリットでいえば、

『顧客を直に獲得できる』

という事です。

『案納芋事件』

注文を直に獲得できる…
というのは、どういう事か?

簡潔にいえば、お客さまと直接つながれる。
という事です。

例えば、これは私自身の体験です。

近所のある直売所。
そこで購入したさつまいも、
正確にいえば、安納芋があったんですね。

家で焼いて初めて食べたとき、

「なんじゃこれ!」

って8歳の娘と驚愕してしまった、
そんな安納芋があったんですね。

以来、そのお店に買い物へ行くたび、そのお芋を探す。
あれば、購入。
というのを繰り返していたんです。

しかし、ある時突然、その案納芋が、

お店から消えました。

何度行っても売場にない。
日を変えて行っても、ない。
そんな状態がずっと続いたんです。

その時、わが家で娘と2人でつぶやいた言葉、

「これやったら直接生産者さんの連絡先聴いておいたら良かったね」

でした。

要は、これだけ沢山の案納芋を食べるのなら
直接生産者さんから箱ででも購入すれば良かったね、
と感じたわけです。

顧客とつながるメリット

今話したのは、お客さま側の農家さんと繫がるメリットです。

一方、農家さん側のメリットといえば、

  1. 安定的受注につながるかもしれない
  2. 他の農産物への受注につながる可能性もある
  3. お客さまの声を直に聞ける
  4. 大量買い(単価UP)につながる
  5. 収益UP(直売所にマージンをとられない)

といった要素が考えられます。

まぁ、直売所で販売するというのがこのブログのテーマなので
詳しくはお話ししませんが、
今の時代、

『顧客と直につながる』

というのは、

これからの農家さんにとって欠かせない要素

だと思っています。

市場や農協に頼った販売法では厳しい。
ご自身で販路を確保する。
売り先を持つのが、必要不可欠だと感じています。

(その理由についてはまたの機会にお話しますね)

…さて、置きチラシの実践法をお伝えするつもりが

既にここまでの話でかなりのスペースを費やしてしまいました。。

ここからお伝えするとなると、また長くなってしまうので、
今日はここで一旦、話を終了させて頂きます。

続きは次回に繰り越しさせて頂きます。

というわけで、
軍資金を使わず直売所で農産物を販促する方法、
「置きチラシの実践」
続きはまた次回を楽しみにお待ちください。

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