価格競争を回避する~その4.置きチラシ

軍資金を使わず、直売所や道の駅で実践できる
農産物販売の販促法、

今日はその4.「置きチラシ」です。

置きチラシを実践する事で得られるメリット、
については、前回お伝えいたしました。

顧客とつながるメリット

2017年7月18日

少し復習すると、

  1. 顧客とつながれる
  2. 直接の受注の可能性が増える
  3. 収益の安定化

こういった副産物がある、
という話をしました。

実際、ご縁を頂く会員さんの中には、
この置きチラシを実践活用されている方は多くいます。

置きチラシで本商品の受注UP

ある会員さんの事例です。
農産物の生産者さんです。

この会員さんは大きくいうと、2つの商品を販売されています。

  1. 農産物
  2. 健康サプリメント

この2つです。

価格帯的には、大きく違う2つの商品ですが
主に、地元の直売所や道の駅で販売されています。

そして、その販売において置きチラシを活用されています。

例えば、サプリメントというと、農産物に比べて高単価のイメージがありますよね。
農産物であれば、1パック、
どれだけ高い野菜であっても、千円までだと思います。

しかし、サプリでいくと、千円を超えるのは当たり前、
そんな世界だと思うんです。

っで、この会員さんの面白いのは、
農産物をご購入される顧客に、サプリを買って頂けないか?

その導線づくりにチラシを活用されています。

まず買いやすい商品を売る

収益を上げる1つの方法として、

「まずはフロントエンド商品を売る」

という考え方があります。

フロントエンド商品というのは何か?
というと、1番初めに買って頂く商品です。

要は、お試し商品のようなイメージです。

今回の会員さんであれば、農産物がフロントエンド商品になります。
希望としては、単価の高いサプリメントも買って欲しい。
だけど、いきなりサプリを売るのはハードルが高い。
というのも、単価が高いから。

であれば、まず単価の安い、
日常的によく使う、購入頻度の高い農産物を買って頂く。

そこでお客さまと一定の関係性をつくり、
次にサプリメントを購入して頂く、
そんな流れを構築されています。

置きチラシでアプローチ

ただ基本、農産物を販売されているのは、直売所や道の駅です。
売場に商品を陳列してもらっています。

会員さんもしょっちゅう売場にいく訳ではありません。
朝、納品したら、後はお店には夕方までいきません。

するとここで1つの疑問が浮かびあがります。

「農産物を買ってくれたお客さまに、
どうやって、サプリメントを紹介するのか?」

という疑問です。

あなたに置き換えて考えてみてください。

あなたが直売所で野菜を販売されている。
ただ、本当はその野菜をつかった加工品を売りたい。

一方で加工品は、単価的に高い。
直売所に置いたからといって、売れる可能性は低そう。

どうやって、あなたの加工品をお客さまに買ってもらいますか?

自動化の仕組み

会員さんは、チラシをお店に置かせてもらっています。
直売所に了解を得て、サプリのチラシを設置しています。

あと、チラシを置けないお店には、農産物のパッケージに
サプリのチラシを同梱されています。

農産物を買ったお客さまに

『自動的に』チラシが届く仕組みを構築しています。

何もこれは、サプリメントや加工品を販売していなくても使える手法です。

仮にあなたが農産物しか販売していなくても、
お店にチラシを設置してもらう。
もしくは、野菜のパッケージにチラシを同梱する。

そして、そのチラシに、

「まとめ買いもできますよ」
「野菜の詰合せセットも販売しています」
「お気軽にお問合せ下さい」

と書いて、連絡先もいれておく。

もしかすると、それを見たお客さまの誰かから
問合せが来るかもしれません。

「飲食店をやっているんですけど、
そのお店用に、野菜を卸してもらえませんか?」

とか。

『2次販売』を狙う

「なるほど、野菜を買ってくれたお客さまに
また別の商品をお勧めする。

そのためにチラシを使うという事ですね!」

まさにその通りです。

一度あなたの商品を買ってくれたお客さまは
一定の信頼を勝ち得ています。

「○○さんの野菜は美味しい」

こんな感情を抱いています。
なので、他の商品も買ってくれやすくなっています。

極端にいえば、少々高い商品であっても
買ってもらえる確率は上がっています。

そこへチラシを使ってアプローチするのです。

…直売所や道の駅で農産物を販売する。
これも1つの収益を稼ぐ方法です。

さらにそこにプラスして、

「直売所でお客さまと出逢う」
「直売所はお客さまとご縁を頂く場所」

そんな考え方をしていけると
また違った別の収益を上げる場所が生まれるかもしれません。

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