稼ぐ農家さんの共通点「たった1枚の小さな紙がカギ」

農家さんのための農産物販売講座、臼井です。

大阪の直売所で働いていた時に気づいたのですが、
『稼ぐ生産者さん』
には、ある共通点がありました。

いくつかの共通点があったのですが、そのうちの1つを今日はご紹介します。

野菜を袋に入れる際のパッケージに関することです。
ガンガン農産物を売りまくる生産者さんのパッケージには、ある特徴がありました。

 

たった1枚の小さな紙が…

私が働いていた直売所では、200名近くの生産者さんとお付き合いさせてもらっていました。
野菜や果物を送ってもらっていたんですね。

そんな数多くいらっしゃる中で、売れる生産者さんのパッケージは少し違っていたんです。
野菜の入った袋の中に、1枚の『小さな紙』が入っていました。

実は、この紙が今日のテーマ、
農産物を売って稼ぐための欠かせないカラクリです。

これ、本当に興味深かったのですが、200名いらっしゃった生産者さんのうち、売れる野菜のパッケージには共通して1枚の紙が入ってました。
ほぼ95%くらいの確率で該当していた特徴です。
(他にもそういった売れる生産者さんの共通点はいくつかありました)

このたった1枚の小さな紙が入っていることで、
野菜はどんどん売れていました。

同じ野菜を売られている生産者さんは他にもたくさんいらっしゃったのに、その紙が入った生産者さんの野菜から売れた。
1割2割、価格が高くても売れてました。

しかも継続的にです。
例えば、1つのキャベツという野菜だけでなく、その稼ぐ農家さんが作ったお野菜は、他のも同じように売れまくっていました。

なぜ、こんな事が起きるのか?
たった1枚の小さな紙を入れるだけで、野菜が売れるのか?
その1枚の小さな紙切れは、一体何なのか?

野菜がじゃんじゃん売れる理由

その1枚の小さな紙というのは、タグです。

例えば、あなたも見かけられた事がないでしょうか?
直売所や道の駅に出荷されているお野菜の袋の中に入った小さな紙。
そこには、

「●●農園」とか
「●●ファーム」

といった事が書かれたタグのようなもの。

これです。
私が働いていた直売所で、売れまくっていた生産者さんのお野菜には、ほぼ全てと言って良いくらい、このタグが入っていたのです。
そして、じゃんじゃん売れまくっていました。

例えば、このタグが入っている事で生まれるメリットは、

  • 他の生産者さんと違う特徴が生まれる
  • 名前を覚えられやすい
  • こだわっているように感じる
  • 手が込んでいる
  • 高い価値を感じる…

このように、多岐にわたります。

中でも大きなメリットを2つ挙げます。

メリット1:特徴が生まれ、憶えられやすくなる

通常は、バーコードに記載されている生産者名。
それだけだと、お客さまにすれば印象に残りにくいんですよね。
ただ、名前が書かれているだけだから。

だけど、野菜の入った袋の中に、タグとして小さな紙が入っていると、印象の残り方が違ってきます。
例えば、

「臼井農園」

と手書きで書かれていたとしますよね。
すると、その手書きの文字の字体も一緒に、お客さまの頭に印象として残ります。

「臼井農園」+「手書きの字体」

仮にもしイラストが書かれていたら、

「臼井農園」+「イラスト」

がお客さまの頭に残るんですね。
だから、ただバーコードに生産者名「臼井浩二」と書かれているより、記憶に残りやすくなる。

次回、直売所や道の駅に買い物に来て頂いたときに見つけやすくなる。
リピート購入して頂ける可能性が高まるのですね。

さらに、タグを野菜のパッケージの中に入れるメリットとして、

メリット2:こだわり感が伝わる

他の生産者さんと違って、1つ1つの袋にタグが入っているわけですよね。
例えば、

「臼井農園」

と手書きで書かれた紙が。
それを直売所の売り場で見られたお客さまはどう感じるのでしょう?

「わざわざ入れられているんだ」
「手をかけられているな」

という風に感じないでしょうか。
そして、ここがポイントなのですが、

「わざわざ手をかけられている」

というお客さまの印象は、

「こだわって作られている」

という感情に直結します。

要は、タグが入った野菜を見て、

「この野菜を作っている人は、こだわりの人だ」
「きっと、お野菜も丁寧につくられているんだろうな」

とお客さまは感じられるのです。

野菜の価値を高める「文脈効果」

野菜のパッケージの中に、タグが1枚入っていることで、
「この野菜はこだわってつくられている」
と感じるのは、人間の心理学的に証明されています。

それが、『文脈効果』と呼ばれるものです。

凄く簡潔にいうと、対象とするモノが前後の文脈や状況によって、意味合いが変わる現象のことを言います。
そしてこれは、あなたが農産物を販売される上で非常に大きな役割を担います。

例えば、1つのショートケーキを販売するときに、

  1. 紙皿とプラスチックのスプーン
  2. 陶器の皿、銀製のフォーク

どちらと一緒にディスプレイされると、価値のあるものとして感じるでしょうか?

これと同じ事が、農産物を販売する上でも言えるのです。

同じ防曇のOPP袋に野菜を入れて販売するにしても、

  1. クシャクシャのしわが入った袋に入った野菜
  2. 全くしわの無い透明な袋に入った野菜

どちらを買いたくなるか?

凄く大袈裟に言えば、こういう事です。

1割2割高くても売れる

タグの作り方についてはまたの機会にお話しますが、たった小さな1枚の紙が野菜の売れ行きを一変させる。

「●●農園」

と書かれた紙が、

  • こだわりの野菜
  • 価値のある野菜

お客さまへ与える印象を180度変化させる。
ここをぜひ、憶えておいて下さい。

「小さな紙を入れるなんて、手間だ…」

と思われるかもしれませんが、この手間をかけることであなたのお野菜の価値が高まります。
他の生産者さんが、100円で売っているところを120円にしても売れるようになるのです。
その手間とコストを価格に反映しても売れるのです。

稼ぐ農家さんは、何か工夫をしています。
他の生産者さんとは違う、仕掛けを施しています。
よーく観察すると、その共通点が見えてきます。

たった1枚の小さな紙が、お客さまの購買動機を生み出すのです。
ぜひ、憶えておいて下さいね。

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