新規就農者の売れる販売法

引け目を感じる事なんてありません。
もしも、あなたが、

「私はまだ農業を始めて3年目だから…」

なんて気持ちを感じているとしたら、そんなの全く関係ありません。
商売の世界に、ベテランも新米も関係ありません。

新規就農であっても、ベテラン農家さんより稼ぐ事は可能です。
要は、やり方がポイントなだけなのです。

弱みを武器に転換させる

もし仮に、あなたが就農したての農家さんだとしたら、
その『新規就農者』をウリにして販売につなげれば良いのです。

何かしらお客さまへアピールポイントをつくる。
何よりここが野菜を販売するうえで重要な鍵になってきます。

言い方を換えれば、

『個性』

です。
個性を発信する事で選ばれやすくなります。

同じお野菜を、
同じ量、
同じ価格で販売していたら、

最後に決め手となる1つが、『個性』があるかないか?です。

見た目的によっぽど優れた、
他の農家さんとは全く違うお野菜をつくられていれば、それでOKです。
お客さまには選ばれやすくなるでしょう。

ただ、それってハードルが高いですよね。
まして新規就農したてなら、尚更だと思います。
冒頭の話ではありませんが、技術的にはベテラン農家さんのほうが優れているかもしれない。

そこで勝負するのは、厳しい戦いになるかもしれない。

しかし、お客さまがお野菜を選ぶ際に基準にするのは、技術だけありません。
栽培技術も勿論重要ですが、

いかに『売る力』を備えられているか?

ここも大きな成否ポイントになってきます。

こちらの手書きPOPをご覧ください。

以前、手書きPOPセミナーを開催したときのこと。
受講者さんのお一人に、

「一生産者さんでありながら、直売所の運営もされている」

という方がご参加くださいました。
さらにその受講者さん(女性)が印象的な言葉を残されました。

「何をアピールしようか?悩んでいました。
農薬をつかわず栽培しているので、そこを伝えようと思っていました。
しかし、ここ(セミナー)に参加して気が付きました。
ここを伝えれば良いんだ、といういう事が解りました」

そして、その受講者さんがセミナー中に書かれた手書きPOPがこちらです。

農家さんの手書きPOP

器量が悪いでしょ?

農業を始めて3年目。
種から育てた苗を心をこめて育てました。

子育てと一緒で大小さまざま、個性豊かです。
新玉ねぎ1個50円

 

とにかく個性を輝かす

「農業を始めて3年目」

通常なら引け目に感じるかもしれないポイントを、あえて発信しました。
ウリにした。
個性の1つにしたのです。

実はこれがヒントです。

直売所には、何十人、多いお店では何百人という生産者さんがお野菜を出荷されています。
そんな中から、選んでもらう。
あなたのお野菜を買ってもらう必要があるわけです。

「一体どうやって選ばれますか?」

「お客さまがあなたのお野菜を選ぶ理由
一体それは、何でしょうか?」

…こだわって栽培されているからですか?
…食べてもらったら味の良さが解るからですか?

もしかすると、他の生産者さんも同じように思っているかもしれません。

「私はこだわって育てている」
「自分のは1番だ」

あなたが思われているのと同じように考えているのでは、ないでしょうか?

個性の発見

ご自身のPRポイントの見極めることです。
そして発信する事です。

そうしないと選ばれません。
価格が選択基準になってしまいます。
そして、価格競争へ突入してしまいます。

価格以外で、あなたのお野菜を選ぶ理由、
ここを見つけ出しましょう。

今回のPOPの受講者さんは、

『農業を始めて3年目』

あえてここを個性の1つとして発信されました。
選んでもらう理由にしました。

お客さまがあなたのお野菜を選ぶ理由は、何ですか?

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ABOUT US
臼井浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
POPコミュニケーション合同会社 代表。直売所・道の駅の売場づくりや、生産者の商品の魅せ方を通じて、「こだわりや美味しさが伝わる売り方」を支援しています。 原点は、大阪・千里中央の産直店での現場経験。社員2名・売場30坪の小さな店舗で、農産物の価値や生産者の想いを伝える工夫を重ね、年商1.3億円を達成しました。 現在は、全国の直売所・道の駅・JA・自治体などで、売場改善や集客、農家・生産者向けの研修や講演を実施。袋詰めの工夫、商品の見せ方、POPや売場づくりなど、すぐに実践できる内容を大切にしています。 運営者プロフィールを見る →