臼井です、
しばらくぶりの投稿になりました。
コロナの影響が出ていますね。
緊急事態宣言の解除など
地域によって緩和の動きがありますが
どうでしょう。
私が住む高知県は、GW明けから
飲食店などの休業要請は解除されています。
街へ出ていないので何とも、、、ですが
一気には難しい気がしますね。
「通常営業は6月からになると思います」
先日、電話ミーティングした
静岡県で居酒屋を営まれるオーナーさんも
おっしゃっていました。
コロナが農業に与えるインパクトは?
私のまわりには食品関連の方が多いのですが
ダメージは相当です。
特に物産、お土産を製造される方は
売上が5割、ならまだいい方で、
2割3割に落ち込んでいる会社さんもあります。
ご縁をいただく道の駅さんは、
「4月は何とか5割をキープできたけど、
GWは昨年と比べて、、」
嘆いていらっしゃいました。
道の駅の売上が落ち込むことは
生産者にとっても影響は大ですよね。
道の駅へ来るお客さまが減少する。
道の駅の人気商品の1つは
生産者さんがつくられる野菜や果物です。
客数が減少すれば売上も連動して減っていく。
既に実感されているのではないでしょうか。
以前から起きていた悩み
お店や会社にしても
コロナの影響を受けながらも
ダメージを最小限にされているところ、、
それは、お客さまを持っているお店や会社さん
だと感じています。
要は、お客さまと直接つながっている、
という意味です。
これは生産者さんにとっても
当てはまる部分ではないでしょうか。
「直接のお客さまを持ちたい」
コロナ騒動が起こる前から
生産者さんから頂くことが多かった
ご相談の1つです。
もちろん生産者さんよって
販売のスタンスは様々です。
「市場出荷がどう…」
全部が全部言えません。
売る術を持つ
お客さまと直接つながる、
に関連するのですが、
「販売する手段を持つ」
ここもかなりポイントになる
そう思っています。
例えば、学校給食にお野菜を提供されていた
生産者さんはコロナの影響で
かなりご苦労されていると思います。
学校という供給先が途絶えたことで
お野菜の出荷先がなくなってしまった。
ある意味、今回の騒動は特別すぎて
どうしようもない部分が多いと思います。
しかし、一方で農業者ではありませんが
食材を学校給食に提供していた
ある会社さん。
給食が止まりだぶついた食材を
何とか供給するためにどうしたか?
通販で在庫の半分が流通
インスタグラムやFacebookといった
SNSをつかって、状況を投稿。
「給食が止まって在庫がだぶついています。
普段より安く提供しますので
ご購入くださる方はいらっしゃいませんか?」
呼びかけた。
すると在庫として余っていた量の
半分が売れた。
これまでお取引のなかった個人客から
注文をいただけました。
まぁ、今回は「応援」の要素もあり
うまくいかれた部分もあると思います。
しかし、ここから得られるヒントもあります。
それは何か?
「お客さまと直接つながる」
インスタグラムやFacebookといった
SNSがどうの、、、
とは言いません。
とにかくお客さまと直接つながる
術(手段)を持つことです。
例えば、あなたが道の駅に出荷されているとすれば
そこに買いに来てくださっているお客さまと
繋がれないか?
(こんなこと書くと道の駅の方に怒られますね)
ネットじゃなくてもいいので
FAXや電話でのやりとりでもいいので
野菜を購入してくださる方を見つける。
なかなか口で言うほど簡単ではないですが、
私の知り合いの会社は
野菜の詰め合わせセットを
コロナの時期に販売していました。
販売をコントロールする
今回のように何か起こった時に、
お客さまに直にアプローチできるのか?
そうでないのか?
では、行動できる選択肢は天と地ほどの
差があると思います。
そこから得られる結果は一変します。
詳しく話すと長くなるので
この辺りにさせていただきますが、
お客さまと直接つながる。
そのためにも、お客さまを持つ。
その意識を持たれると
販売や経営が気持ちの面でも楽になると思います。
コントロールできる販売の術を持つ。
1つのポイントになるのではないでしょうか。
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