パプリカのちょっと変わった売れる販売法~パッケージ・袋詰め

先日、家族で買い物に行った
あるスーパーさんで面白い野菜を発見しました。

面白い野菜…というか、

面白い『売り方』です。

いつも言っているように
道の駅や直売所での野菜販売量を
増やそうと思ったら、

他の生産者さんと違う売り方をする、

ここ抜きには語れません。

これは何も農産物の販売だけに限らず
どんな業種であっても
どんなお店であっても共通です。

他店と同じ売り方をしているお店は
残念ながら繁盛できません。

大手との価格競争に巻き込まれて
悲惨な結果を招きます。

価格じゃなく、

量でもなく、

その商品の価値で選んでもらいたい
のであれば、ライバルと違う
売り方を心がける必要があります。

では他者と違う売り方って何か?

その1つの事例がこちらです。

冒頭でお話した、家族で訪れた
スーパーさんの産直売場で見かけた
野菜(パプリカ)です。

パプリカ 販売法 パッケージ

スーパーで見かけたパプリカのちょっと変わった販売法

この写真を見ただけで、
何が他社と違う売り方なのか?

解りますよね?

一度ご自身で考えてみてください。

ただ話を読むだけより
考えながらの方がインプット力も上がりますので。

良いですか?

このパプリカの写真を見て
何が違った売り方なのか?

アイデアが出ましたか?

はい、そうですよね、
パプリカの袋詰めの仕方が
ちょっと変わっていますよね。

縦に3列、

しかも、3色別々の色のパプリカを
同梱していますよね。

そう、これが他者と違う販売です。

「…えっ?臼井さん、たったそれだけの事?」

「…もっと他に何か凄いノウハウとか
テクニックがあるのじゃないの?」

と思われました?

いいえ、ありません、これだけです。

しかし、私が知る限り、

こんな売り方をするパプリカを
見たことは生涯ありません。

初めてです。

違う色のパプリカを詰めて販売。

というのはよくありますが、
長細い防曇袋に縦に並べて詰めている、
というのは初めて見かけました。

この販売法をすると、何がいいのか?

お客さまにどんな印象を与えるのか?

「あぁ、この生産者さんは
手をかけていらっしゃるなー」

と感じるわけです。

そして、

「こんな風に手をかえる方であれば
栽培も丁寧にされているのだろう」

とお客さまは想像を膨らませます。

これで良いのです。

美味しさの『見える化』

が、野菜販売においてかなり重要なポイントです。

しかしここで間違ってならないのは、

「うちの野菜は美味しいです」
「うちの野菜はこだわって栽培しています」

といくら連呼したところで
お客さまは話を聴いてくれません。

信用してくれません。

野菜を手に取ってくれません。

「どうせ買って欲しいからそう言ってるのでしょ」

と思うのがオチです。

美味しさを伝えたければ
こだわりを伝えたければ、

『見える化』

の意識を持つことです。

パッケージでもいいし、
POPでもいいし、
ネーミングでも良いんです。

野菜に対するあなたのこだわりを
伝える必要があるのです。

今回のパプリカ生産者さんは、
見事、袋詰めの方法で他者とは違う
美味しさの見える化を実現されていました。

あなたは、どんな見える化を行っていますか?

今後やれるとしたら、
どんなアイデアがありますか?

おいしさ、こだわりの見える化を
意識してみましょう。

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